痒みを伴うヘルペス・アレルギーとバルトレックス

性器ヘルペスはSTD(性行為感染症)の一種で、性器およびその周辺に水ぶくれができる感染症です。単純ヘルペスウィルス2型(HVS-2)によって感染する病気で、感染するとウィルスが神経に潜伏してしまうので、手が出せなくなります。性器ヘルペスは最初に症状が出た時が、最も痛みや痒みが辛いです。
アレルギー持ちで痒みが出た場合、何かのアレルギーと間違うこともあります。アレルギーの症状を抑えるにはヒスタミンなどの薬が効きますが、性器ヘルペスはウィルスが原因で起きているので、症状を抑えるには他の治療法が必要になります。
性器ヘルペスの治療では、バルトレックスなどのウィルスの増殖を抑える薬を使います。バルトレックスはウィルスを完全に撃退できる薬ではありません。今のところ、ヘルペスウィルスを完全にいなくする治療法は見つかっていません。
そのため、痒みや痛みの症状が再発してしまわないように、バルトレックスを使います。
性器ヘルペスは再発を繰り返すのが特徴で、頻度が高いと年に6回以上も再発することがあります。この場合には、頻度を下げるためにバルトレックスを少しずつ飲み続けるという抑制療法を行います。
また、風邪や寝不足などで免疫力が落ちている時に再発しやすくなるので、そうならないように栄養を補給しておく必要があります。ストレスによって免疫力が低下することもあるので、ビタミン剤を使うこともあります。
性器ヘルペスは性交渉によって感染することが多いですが、便器、バスルームのイス、タオルの共有、などによって間接的に感染してしまうこともあります。性器ヘルペスが口にうつって口唇ヘルペスになった場合には、キスなどで他人にうつることもあります。