バルトレックスの副作用の間質性肺炎の症状と感染経路

バルトレックスは、イギリスの世界第6位の医薬品メーカーのグラクソスミスクライン社が開発したバラシクロビルを主成分とする抗ウイルス薬として世界の多くの国で処方され、現在はバルトレックスの成分が分解されヌクレオチドの前駆体と置き換わるDNA合成阻害作用とDNAの複製に必要なDNAポリメラーゼの作用を抑制するDNAポリメラーゼ阻害作用がヒト免疫不全ウイルスの増殖を抑制するとして、HIV感染症の治療にも用いられています。
バルトレックスが有効なヘルペスウイルスには、8種類のヒトヘルペスウイルスがあり、ヘルペスウイルスごとに感染経路が異なり、80%以上の日本人が感染している単純ヘルペスウイルス1型の感染経路は口や目が多く、2型の感染経路は男性の場合尿道から精巣に至り、女性は膣から子宮を経て卵管、肝臓などの臓器へ至ります。
バルトレックスは、軽微な胃腸症状や皮膚症状、眠気などの副作用があり、極稀に間質性肺炎や急性腎不全、スティーブジョンソン症候群などの重篤な副作用が発症するケースがあり、特に高齢者や腎機能が弱っている患者の服用に際しては、医師の診断と細心の注意が必要です。
間質性肺炎は、気管支の先端にある房肺胞の壁である間質に炎症が引き起こされ、間質が繊維化し壁が硬く厚くなる疾患です。
間質性肺炎には、難治性の特発性間質性肺炎や急性間質性肺炎、造血幹細胞移植後に発症するケースが多いカリニ肺炎やサイトメガロウイルス性肺炎など複数あり、飛沫感染、性行為感染、血液感染など発症起因により感染経路が異なります。
サイトメガロウイルス性の間質性肺炎は、ヘルペスウイルスに属するサイトメガロウイルスに感染する事で発症し、80%~90%の成人が若年期に不顕性感染の形で感染しています。